2025-10-004

イングランドの機織り業が新しい産業に、取って代わられ、C少年の家庭は苦境に立たされました。

ついに家族は、アメリカへの移住を選択しました。移住先に夢のような仕事もありません。少年は電報配達のアルバイトが見つかり、そのバイトに励みます。仕事熱心で観察眼に優れていたようで、配達先の人の顔をすぐ覚え、町中で出会った受け取り主に、電報を渡す事もたびたびできました。

その際、丁寧な感謝の言葉をくれる人の特徴にも、気付きました。

ほとんどの親切な人は、ゼントルマンだったと、自叙伝で語りました。

世界有数の音楽ホールを寄贈し、南北戦争の悲惨さを体験した彼は、平和財団を立ち上げ、慈善事業家の一人として、歴史に残る偉人として、現在にも語り継がれています。